登校が困難な状況のなか、訪問看護の介入を開始。
学校や保護者と連携しながら、生活リズムの調整と登校支援を行いました。
学校や保護者と連携しながら、生活リズムの調整と登校支援を行いました。
介入前の状況
10代/持続性気分障がい・心的外傷後ストレス障がい。引きこもり傾向が強く、
長期間にわたり学校へ通えない状態が続いていました。昼夜逆転の生活リズムとなり、
朝起きることが難しい日も多く見られました。ご本人だけでなく、保護者や学校関係者も
今後の見通しが持てず、不安を抱えている状況でした。
支援の目的と関わり方
訪問看護の主な目的は、「サポート教室への登校につなげること」としました。
ご本人のペースを大切にしながら、以下のような支援を行いました。
- 生活リズムの調整に向けた声かけと、一緒に取り組む工夫
- 体調や気分の変化の確認と、安心して話せる時間の確保
- 保護者との連携を通じた、家庭内でのサポート方法の共有
- 学校側(サポート教室担当者など)との情報共有と調整
訪問看護師がご本人・ご家族・学校の「つなぎ役」となり、それぞれが同じ目標に
向かって関われるよう支援しました。
現在の様子
介入当初は、約束の時間に起きられない日もありましたが、少しずつ生活リズムが整い、
現在では週3回のペースでサポート教室へ登校できるようになりました。給食もしっかり
摂取できるようになり、休まず通える日が増えています。
ご本人からは「前よりも通えるようになってうれしい」「少し自信がついてきた」という
言葉も聞かれています。今後も、学校生活や将来の見通しを一緒に考えながら、
ご本人のペースに寄り添った支援を継続していく予定です。